外構工事とは

外構工事とは

建物の外の空間に付帯する外装部分に必要な構造物を設置したり、より快適な住まいにするために整備する工事です。大きく分けると建物の周辺に対して開かれた駐車場やカーポートなどのオープンな空間を作り出すオープン外構、門塀やフェンスで周辺から離れた空間を作り出すクローズ外構、生垣や花壇、テラスなどを用途にあわせて設置し、オープン外構とクローズ外構の中間にあたるセミクローズ外構の3種類の外構工事がございます。

主な工事場所と構造物

敷地入口

門柱・門扉・門灯・表札・ポスト

敷地まわり

境界部分・門塀・フェンス・生垣・袖壁・花壇

玄関アプローチ

玄関スロープ・レンガ敷・敷石・飛び石・砂利・コンクリート

駐車スペース

駐車場・カーポート・ガレージ・物置

その他

土留め・ベランダ・サンルーム・テラス・手洗い場など

外構の種類

オープン外構

オープン外構

欧米の住宅によく見られる外構で、建物の周辺に対して開かれたオープンな空間を作り出し門塀やフェンスなどを極力設置しないのが特徴です。構造物が少ないため敷地の広さに関わらず解放感を得ることができるので、周囲の景観に溶け込みやすく、明るい雰囲気を演出します。また、工事費用を比較的抑えることができます。

クローズ外構

クローズ外構

日本の住宅によく見られる外構で、建物の敷地の境界線に門塀やフェンスを設置し、周囲から離れた空間を作り出すのが特徴です。高級感のある外構での空間作りができるだけでなく、敷地の境界線を作ることで道路や隣の家からの視線を遮り、プライベート空間を守ります。部外者の侵入を防いだり、子どもの飛び出しを防ぎ、安全性を高めることもできます。

セミクローズ外構

セミクローズ外構

門塀やフェンスなどを一部に使用したり、境界の高さを抑えることで、オープン外構とクローズ外構の中間にあたる適度に開かれた空間を作り出すのが特徴です。オープン外構の解放感とクローズ外構の安全性を両立します。部分的に外構を使用するため、デザインを柔軟に変化させることができます。比較的に初期費用を抑えることができます。